2015年05月01日

みにくいアヒルの子をスワンにするの巻

先週カーブーツセールで真っ黒に汚れたリングホルダーを見つけた。1960年代に人気を博したSEBAのシルバープレート・リングホルダーのデザインによく似ており、裏返すとかすかにsilver plated(銀メッキ済)と読めたので拙宅においでいただくことに‥‥。メーカーはSEBAじゃないみたいだったけどその時点では判読できず。同時代の製品とすると50歳ぐらいか。

重量感のあるしっかりした作りでがたつきもない。とは言え、ほんとに真っ黒け。雑巾で軽く拭き取った時点でのお姿を拝見するに、きれいになるのかしらと一抹の不安が‥‥。

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シルバープレート品はシルバーとうたっているものの、なにしろメッキなのでシルバー層が薄い。そのため黒くなった銀製品を磨くときのようにごしごしやると、せっかくのプレートがはがれてしまう恐れがある。

用意するのは使い古しの歯ブラシと歯磨きペイスト。歯ブラシはブツの掃除以外にも使い道が多いのでいつも捨てずに保管してある。1、2回使っただけで捨てられる運命のアメニティキットの歯ブラシ(飛行機の機内などでもらうあれ)は腰がないので(歯磨きには不向きでも)こういうときは重宝。(注意:シルバー磨きが手元にある場合は当然そちらをお使いくださいまし♡)

ブツを水ですすいでからペイストを5ミリ分ぐらい付けて軽く磨いてみた。一通り磨いてからすすいでみたところ大丈夫そうだったので、ペイストをもう少し足してがんがん磨いた。

トレイ部分に1ヵ所微細なプレートのはがれがあったものの被害はそこだけに留まっており、全体としてかなり良好な状態。トレイ部に細かい気泡が見えたのでそれ以上のごしごしはやめて、あとは布で磨いた。

トレイにはきれいなエッチング、トレイの縁にまでクラシックな浮き彫りが施された凝った作りで、枝をかたどったリングホルダーの表面まで木肌のようなデザインになっていた。ホルダー部とトレイはねじ式で取り外しできるしSEBAのホルダーより上等かも。底にはSILVER PLATEDの他にMADE IN ENGLANDの刻印も。メーカ名は細か過ぎて読めず。

そんなわけで、みにくいアヒルの子は晴れてスワンになったのでした。

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枝の部分はリングかけ、下のトレイ部はイヤリングやネックレスなどその日に付けていたジュエリーの一時滞在所。ジュエリーは(体に直接つけないブローチ等を除き)装着時には体温であたたまっているので、こういうジュエリーディッシュ(英国での呼び方はピンディッシュ[*]またはトリンケットディッシュ[**])にいったん置いて、温度を下げてから手入れして箱などにしまうと長持ちします。

*ピンとはハットピンやブローチ、徽章、ネクタイピンなどピンで装着するジュエリー類一般。
**トリンケットとは小さな装身具一般(貴石を使ったものは通常含まない)。

[ブログ投稿2014年3月3日][最新更新2015年5月1日]



posted by SOSN店長1/2 at 14:50| ロンドン ☀| Comment(0) | 古物づきあい | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月16日

薔薇色のガラス器

初夏の日差し。20度近かったかも。天気がいいので映画はあきらめてカーブーツセールに行って来た。ここんちは高くて冷やかしただけ。

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ここんちからはピンクのボウル6枚組とデカンタ&グラスセットをお持ち帰りした。写真撮っていいか聞いたら「バーゲンハント?」と聞くので「個人的に〜」と答えて売買成立。帰宅準備始めてたのでおまけしてくれた。

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お持ち帰りしたピンクのボウル(デザートディッシュ)とオレンジorローズのデカンタ&ショットグラス。別のストールで見つけたローズのパンチボウル。1920〜1940年頃のプレスドグラス。ヴィクトリアンのアンティークかも。デカンタセットはフランス製。

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ピンクのデザートディッシュ。

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